FIRE(早期リタイア)なんて、宝くじでも当たらない限り無理だよ…
地方で車2台持ち、子供2人の教育費…1億円なんて貯まるわけがない
そんなふうに、理想のライフスタイルを諦めていませんか?

こんにちは!おさかなです
世間で言われる「FIRE=資産1億円」説。これを聞くたびに、地方で共働きしながら子育てに追われるおさかなは絶望していました。
今の生活費を維持したまま1億円貯めるには、今の楽しみ(ゆとり費)を全て犠牲にして、毎日の生活を「切り詰めるだけ」の苦行になってしまいます。

1億円なんて、普通の家庭には夢のまた夢だよ…
でも、「完全FIRE」ではなくサイドFIREであれば、必要な資産は3,000万円で済みます。これならもしかしたら手が届くと思いませんか?
今回は、貯金ゼロ・借金33万からスタートし、現在資産600万円(+24%)まで到達したおさかな家の、具体的で、再現性の高い「サイドFIRE皮算用(計画表)」を公開します。
1億円という高い壁に絶望しているパパ・ママに、「これならいける!」という希望をお届けします。
おさかなパパ
・地方在住の30代・共働き4人家族パパ
・FP3級|貯金ゼロ&借金33万から家計改善
・2025年に金融資産600万円を達成!
・リアルな家計簿と資産形成術を発信中 >> 詳しいプロフィールはこちら
・地方子育て世帯が目指せる「サイドFIRE」のリアルな数字がわかる
・1億円なくても、資産3,000万円で自由になれる仕組みが理解できる
・スキルなし・貯金ゼロから始めるための具体的な3ステップがわかる
地方・子育て世帯に「完全FIRE」は無理?「サイドFIRE」が最強な3つの理由
結論から言うと、地方の子育て世帯が目指すべきは「完全FIRE」ではなく、「サイドFIRE」一択です。
なぜなら、完全FIREを目指すと、今の生活が破綻するか、心が折れてしまうからです。
理由①【資金】1億円貯めるには「今の家族の思い出」が犠牲になる
一般的にFIREに必要な資産額は、年間生活費の25倍と言われています(4%ルール)。
地方4人家族のおさかな家の場合、住宅ローンや教育費、車の維持費を含めると、どうしても年間400万円程度はかかります。
年間生活費400万円 × 25倍 = 1億円
これが「完全FIRE」の最低条件です。
教育費のピークや、10年ごとの車の買い替えがある地方4人家族にとって、1億円を貯め切るのは至難の業。達成できたとしても、その頃には定年間際…なんてことになりかねません。
なにより、1億円貯めるために「今の家族旅行」や「子供との思い出(ゆとり費)」を全て犠牲にするのは、おさかな家にとっては本末転倒なんです。
そこで目指すのが「サイドFIRE」です。
- 資産収入:生活費の半分を賄う
- 労働収入:残りの半分を「好きな仕事」や「ゆるい労働」で賄う
このハイブリッド型なら、必要な資産額は「3,000万円〜」にグッと下がります。これなら現実味が出てきませんか?
理由②【時間】3,000万円なら「新NISA×共働き」で射程圏内
「月5万円の積立で、3,000万円なんていつになるの?」
気になりますよね。
ここでは、「①現在のおさかな家の場合」と、これから始める方のための「②貯金0円からスタートする場合」の2パターンでシミュレーションしました。
結論から言うと、どちらも「約17年〜20年」で達成可能です!
子育てが終わる頃には、ゴールテープが切れています。
① おさかな家の場合(資産600万・月5万積立)
まずは、現在のおさかな家の条件です。
- 初期投資額:600万円
- 毎月積立額:5万円
- 想定利回り:年率5%
👉 達成予想:約17年後
すでに「種銭」があるため、月5万円の積立でも複利が効いてスピードが早まります。
② 貯金0円からスタートの場合(資産0円・月7万積立)
「うちは600万もないよ!ゼロからだよ!」
という方も安心してください。「共働き」の力で少しだけ入金力を上げれば、おさかな家に追いつけます。
- 初期投資額:0円
- 毎月積立額:7万円(夫婦で3.5万円ずつ)
- 想定利回り:年率5%
👉 達成予想:約20年〜21年後
「月7万」と聞くと少し大変そうですが、夫婦で割れば「一人3.5万円」です。
児童手当(月1万〜)を全額回せば、実質の負担はもっと下がります。おさかな家が実践した「固定費削減」なら十分に狙える数字です。
📈 資産推移の目安(貯金0円・月7万コース)
| 経過年数 | 元本合計 | 運用収益(利益) | 資産総額 |
|---|---|---|---|
| 5年後 | 420万円 | 約56万円 | 476万円 |
| 10年後 | 840万円 | 約247万円 | 1,087万円 |
| 15年後 | 1,260万円 | 約611万円 | 1,871万円 |
| 20年後 | 1,680万円 | 約1,235万円 | 2,915万円 |
| 21年後 | 1,764万円 | 約1,399万円 | 3,163万円 |
※手数料や税金は考慮しない簡易シミュレーションです。
💡 ここがポイント:20年後はまだ現役!
0円からスタートしても、約20年後にはゴールできます。
今30代なら、達成するのは50代半ば。ちょうど子どもが独立し、教育費の肩の荷が下りるタイミングです。定年を待たずに、夫婦でゆったり好きな仕事だけをする生活。
「0円スタート」でも、共働きの入金力があれば、十分に手の届く未来なんです。

児童手当をNISAに回すだけでも月2〜3万円は確保できるよ!残りの4万円を夫婦で節約すれば、月7万円は意外といける数字だよ
🚀 1,000万円を超えてからの加速力がすごい
先ほどの表を見てください。最初の5年では約476万円増えますが、15年目〜20年目の5年間では約1000万円以上も増えています。
資産形成は、後半になればなるほど、雪だるま式に増えるスピードが上がります。
「17年後…おさかなパパは50代かぁ」と思うかもしれませんが、その頃には子育ても落ち着いています。「老後の心配ゼロ」で、夫婦でゆったり好きな仕事だけをする生活。悪くない未来だと思いませんか?

もし家計に余裕ができれば、「月5万→月7万→月10万」と増額してゴールを早めることも可能です!まずは続けることが大事🐟
理由③【精神】暴落でも慌てない!「労働収入」という最強のリスク分散
サイドFIREのメリットは、金額のハードルが下がるだけではありません。「メンタルの安定」が最強なんです。
完全FIREの場合、株価が暴落して資産が減ると「生活できないかも…」とパニックになります。 でも、サイドFIREなら「暴落しても、私たちには労働収入(給料)がある」という安心感があります。子育て世帯にとって、この「守備力の高さ」こそが、サイドFIREを選ぶ最大の理由です。

完全FIRE vs サイドFIRE 比較表
| 項目 | 完全FIRE | サイドFIRE (おさかな家の目標) |
|---|---|---|
| 必要資産 | 1億円以上 | 3,000〜5,000万円 |
| 難易度 | 無理ゲー | 月5万円でも届く |
| 働き方 | 働かない | 週3労働や好きな仕事 |
| メリット | 完全な自由 | 社会との繋がり・暴落時の精神安定 |

週20時間以上(例:7時間×週3日)働けば、パートでも社会保険に入れるんだ。会社が保険料を半分負担してくれるから、ここを狙うのが「サイドFIRE」の賢い防衛策だよ
必要資産はいくら?地方4人家族のサイドFIRE計画表【3000万円でOK】
では、「資産3,000万円」でどうやって生活するのか? 毎月の家計簿レベルに落とし込んだ、おさかな家のリアルな「皮算用」がこちらです。
生活費30万円の内訳イメージ
地方4人家族のミニマム生活費を、住宅ローン込みで月30万円と仮定します。
この30万円を資産と労働でどう賄うか? その黄金比率がこれです。
- 必要な月収:30万円
- 資産収入:月10万円(3,000万円 × 年利4% ÷ 12ヶ月)
- 労働収入:月20万円
資産収入の手取り計算|新NISA活用で税金ゼロを狙う
FPとして少し補足すると、通常の投資(特定口座)の場合、利益に対して約20%の税金がかかります。そのため、手取り月10万円を得るにはもう少し資産が必要です。
しかし、おさかな家は 「新NISA(非課税口座)」の生涯1,800万円の枠を最大限活用して3,000万円を作る計画です。
新NISA枠内の資産(最大1,800万円)であれば、運用益にかかる税金はゼロ!
この非課税枠を優先的に取り崩す計画を立てることで、税金を大幅に抑え、まるまる月10万円(またはその大部分)を受け取れる計算になります(※取り崩し方によります)。

ここが新NISAの最強なところ!非課税枠1,800万円は税金がかからない分、ゴールの金額が低くて済むんだよ
労働収入は「月20万円」でOK!夫婦で月10万ずつ稼ぐ働き方
資産から月10万円が入ってくるなら、労働で稼ぐのは残り月20万円でOKです。
これ、夫婦2人で割れば 「1人あたり月10万円」 です。
地方での働き方イメージ:
- 夫:週3日、地元の事務や軽作業で月10万円
- 妻:趣味のハンドメイド販売や、好きなカフェのパートで月10万円
これなら、正社員でガッツリ残業しなくても十分達成可能な数字だと思いませんか?
「嫌な仕事」にしがみつく必要がなくなり、「週3日だけ働く」「ストレスの少ない仕事を選ぶ」という選択肢を持てる状態。
これこそが、おさかな家が目指す「しあわせ家計」のゴールです。


おさかな家は現在資産600万円。まだ道半ばですが、NISA積立を続ければ「いつか届く」という手応えを感じています
スキルなし・貯金ゼロから始める!サイドFIREへのロードマップ【3ステップで解説】

でも、3,000万円だって大金だよ…
そうですよね。おさかなも最初は貯金ゼロ・借金33万円からのスタートでした。そこから這い上がり、サイドFIREを目指すために実践している3ステップを紹介します。
Step1:固定費削減で「種銭」を作る(防御力)
投資の前にやるべきは、「穴の開いたバケツを塞ぐこと」 です。
生活レベルを下げずに満足度を維持する「固定費削減」が最強です。
おさかな家は、通信費の見直しや保険の解約などで、年間120万円の削減に成功しました。まずはこの浮いたお金を「種銭」にします。
Step2:新NISAで資産を育てる(増幅力)
浮いたお金は銀行に寝かせず、新NISA(インデックス投資) へ回します。
おさかな家は「オルカン(全世界株式)」や「S&P500」にコツコツ投資し、現在含み益+24% を超えています。
「お金にも働いてもらう」ことで、労働収入だけでは届かない3,000万円というゴールへのスピードを加速させます。
Step3:会社員のまま「稼ぐ力」を試す(攻撃力)
最後は、副業などで「会社に依存せずに稼ぐ力」を身につけることです。
…と、偉そうに言っていますが、
正直に言います。おさかなの副業収入は、まだほぼ0円です(笑)。
過去に物販に挑戦して失敗したこともあります。でも、会社員という「安定」があるからこそ、失敗を恐れずに挑戦できるんです。これがサイドFIREを目指す過程の強みです。
いきなり会社を辞めるのではなく、会社員をしながら「月1万円」でも自分で稼げるようになる。これができれば、サイドFIREへの道は一気に拓けます。
今はこのブログがその挑戦の一つ!
おさかながここからどうやって稼げるようになっていくのか(あるいは失敗するのか笑)、これから一緒に頑張る仲間として、ぜひ見守ってください!

失敗しても給料があるから大丈夫!そう割り切って、一緒に新しいことに挑戦してみませんか?
まとめ
地方の子育て世帯にとって、1億円の完全FIREは茨の道。でも、「資産3,000万円+ゆる労働」のサイドFIREなら、誰にでもチャンスはあります。
この記事の要点
- 1億円はいらない:資産3,000万円でサイドFIREは十分狙える。
- 心の安定:嫌な仕事を辞めるための「選択肢」を持つことが重要。
- まずはここから:「固定費削減」で種銭を作り、「NISA」で育てよう。
遠い未来のために今を犠牲にするのではなく、今の幸せ(ゆとり費)も大切にしながら、少しずつ自由への階段を登っていきましょう!
おさかな家もまだまだ道半ば。一緒に頑張る仲間がいると心強いです。
「まずは月3万円の種銭を作りたい!」という方はこちら
▶︎ 【年間120万円削減!】地方・共働き4人家族の「節約術50選」全公開|効果と難易度リスト付き
「おさかなと同じNISA設定を知りたい!」という方はこちら
▶︎ 【保存版】楽天証券の口座開設から積立設定まで詳細解説!おさかな家が実践したNISAの始め方
当ブログの記事は、おさかな家の個人的な見解や実績を紹介するものであり、特定の投資商品を推奨・勧誘するものではありません。投資等の判断は、最終的にはご自身の責任で行っていただきますようお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございます
おさかな家は「地方×共働き×子育て」でも、しあわせに資産形成できるよう日々奮闘中です!
この記事が、少しでもあなたの家計改善のヒントになれば嬉しいです。
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