プロローグ(こちらから本題に飛ぶ)
ある日突然、キッチンが水浸しに…
これは1戸建てを購入し8年目を迎える、家族仲良し幸せ絶頂のおさかな家を襲った悲劇の記録です…。
食器洗いが苦痛で膝をついて床を涙で濡らしていたおさかなは、食洗機と出会ってから8年間、毎日汚れた食器を笑顔で突っ込んできました。
そんな食洗機から水漏れが発生。ダマシダマシ使い続けていたら、ついに完全停止。鬼コールで三菱電機のカスタマーサービスへ連絡し、大至急で故障診断をお願いしました。
でも予約はまさかの3週間待ち!
床下浸水するレベルで涙を流しながら、待つこと3週間…
プロの診断結果は…
・修理の見積もり: ¥33,770円
・交換の場合: 約¥53,000円〜
あなたなら、どうしますか?
この記事では、年間コスト比較という長期的な視点から、おさかな家が「DIY交換」を選んだ理由と、プロに「意外と簡単だよ」と教わった写真付きの具体的な交換手順をすべて公開します。
・食洗機故障!修理か交換か?長期目線の判断基準がわかる
・修理かDIY交換、それぞれの費用とメリットデメリットがわかる
・4万円お得!?ビルドイン食洗機の具体的な交換手順がわかる
おさかなパパ
・地方在住の30代・共働き4人家族パパ
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【結論】なぜ修理ではなく「DIY交換」を選んだのか?
DIYで交換することを選んだ理由は、単純な初期費用ではなく、長期的な視点で判断した結果です。
理由1:再故障のリスクが高い(プロの助言)
プロの診断で、今回交換を推奨された部品(給水ポンプ、排水ポンプ、水位センサー)を修理しても、8年経過した他の部品(排水ホースやパッキン等)も寿命が近く、数年以内に再び故障する可能性が高いとのことでした。
理由2:修理と交換の価格差が約2万円しかない
修理に3.4万円かけても、またすぐに壊れるリスクを考えると、新品に交換する費用5.3万円との差額、約2万円は決して高くないと判断しました。
理由3:長期的な年間コストで比較すると「交換」が圧倒的にお得
これが最大の決め手です。仮に修理して3年、交換して再び8年使えた場合で比較すると…
- 修理の場合: 33,770円 ÷ 3年 = 年間コスト 約11,256円
- 交換の場合: 52,800円 ÷ 8年 = 年間コスト 約6,600円
| 比較項目 | 修理 | DIY交換(おすすめ) | 業者交換 |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | ¥33,770(見積もり結果) | ¥52,800(楽天市場) | ¥92,400(楽天市場) |
| 想定使用年数 | 3年 | 8年 | 8年 |
| 年間コスト | ¥11,256 | ¥6,600 | ¥11,550 |
| 特徴 | 初期費用が安いが、再故障リスクあり(交換部品以外は10年以上経過するため) | 初期費用が高めだが、長期的に割安で新品の安心感 | 初期費用が高額になる。新品とプロ作業の安心感 |
| デメリット | コストが高い |

目先の安さより、長期的な安心とコスパを選びました!これが家計管理で培った視点です!
【実践】ビルドイン食洗機を自分で交換する方法・手順を解説
プロの方に「ご自分でやると安く抑えられますよ」と親切に教えてもらったので、DIY好きなおさかなが挑戦してみました。
0.準備するもの(工具と購入品)
【購入したモデル】
三菱電機 EW-45R2S
→ おさかな家で使っていた食洗機の後継モデル。化粧パネルもそのまま使える点で、選びました。
【使った工具一覧】
・プラスドライバー(化粧板、本体の脱着に使用)
・ビニールテープ(アース線の圧着部を保護に使用)
・タオル(配線濡れ防止のために使用)
・プライヤー(排水ホースのクランプ脱着に使用)
・電工ペンチ(アース線の結線時、リングスリーブ圧着に使用)
・リングスリーブ(アース線の結線に1個使用)
・モンキーレンチ(給水ホースの脱着に使用)
▼おさかなが使った工具の写真

DIY交換の難易度と注意点
難易度:★★☆☆☆(工具の扱いに慣れていれば難しくありません)
所要時間:約2時間
こんな人におすすめ:
・水道の元栓を締めたり、電気のブレーカーを落とす作業に抵抗がない方
・説明書を読みながら作業するのが得意な方
・1個ずつ丁寧に作業できる方
注意点:
水漏れ・感電のリスクがゼロではありません。特に下記作業は多少のコツ感が必要です。
・ホースバンドの取り付け
・給水ホースの袋ナットの締め付け
・アース線の圧着
不安な方は無理せずプロに依頼しましょう。
DIYはちょっと不安…という方へ
作業に不安を感じる場合は、無理せずプロに依頼するのが賢明です。水漏れなどのトラブルが起きては元も子もありません。楽天市場などのネット販売でも、工事付きで購入することが可能です。
1.【最重要】安全のための事前準備

・ブレーカーを落とす:「食洗機用」のブレーカーを落としておきましょう。
・備品を外す:食洗機下の引き出しを外し、奥のメンテナンス板も外し、作業性を確保しましょう。
・止水する:給水ホースの根本にある蛇口をしっかり閉めておきましょう。
・養生する:給排水ホースの下にタオルを敷き、配線が濡れるのを防ぎましょう。
2.古い食洗機を外す

・給水ホースを外す:モンキーレンチで緩めて外します。
・排水ホースを外す:プライヤーでホースバンドを緩めて外します。
・アース線を外す:圧着されている場合は、切断します。
・電源を抜く:ビニールテープが巻いてあったので剥がしました。
・本体を引き出す:食洗機本体を固定している前側のネジ2本を外すと、本体を引き出せます。
3.新しい食洗機へ化粧板を取り付ける

※化粧板だけは新品食洗機に付属しません。キッチンデザインに合わせた前面パネルは移植する必要があります。
・古い食洗機から化粧板を外す:周囲にあるガイドをドライバーで緩めて外す。
・新しい食洗機に化粧板を取り付ける:外す時と逆の手順。
4.新品食洗機を取り付ける

・本体をキッチンに挿入
※電源コード、アース線、給排水ホースを裏から回し、挟み込まないように注意!
・排水ホースを取り付け:バンドで確実に固定する。
・給水ホースを取り付け:小さなフィルターを落とさないようにモンキーレンチで取り付ける。

・アース線を結線する:電装工具でリングスリーブを圧着し固定。ビニールテープで保護する。
・電源を挿す:こちらも初期状態と同じように、ビニールテープで保護する。
5.試運転と最終チェック

・説明書通りに試運転モードを実施(約8分で完了)
・【最重要】水漏れがないか接続部を入念にチェック
・問題なければ、メンテナンス板と引き出しを戻して完了

今回は同型の後継機だったので、化粧板をそのまま流用!簡単に交換できた!でももし他メーカーを導入する際は、化粧板の加工が必要になる可能性があるから注意だよ!
【結果】DIY交換による工事費の節約効果
今回はDIY交換したので、業者に依頼した場合の工事費が丸ごと浮きました。
・自分で交換:商品代金のみ¥52,800
・プロ交換付き:商品+工事料金¥92,400〜

差額は約4万円!!この浮かせた4万円は家族旅行に回しても良いし、将来のために資産形成に回してもOK!
※DIYに自信がない場合は無理に挑戦せず、安心料金としてプロにお願いすることも戦略の1つです。
資産形成の基本戦略は固定費の削減!詳しくは次の記事で解説▼
【年25万円以上節約!】固定費の鬼!おさかな家の通信費(スマホ・ネット・サブスク)徹底見直し術
資産形成に回す場合はNISA活用戦略がおすすめ▼
【2025年版】子育て世帯のNISAポートフォリオ公開!教育資金と老後資金を分けたリアル投資戦略
まとめ:長期目線の判断とDIY挑戦で堅実な家計に!
今回は、突然の食洗機故障というピンチを、「修理vs交換」の比較と「DIYで挑戦」という選択によって、約4万円の節約というチャンスに変えることができました。
もし、あなたの家の食洗機が故障したら、
- まずはプロの診断を受ける
- 修理と交換の費用を比較する
- 年間コストなど長期的な視点で判断する
- DIYできそうなら挑戦してみる
というステップで考えてみてください。
この記事が、同じ悩みを持つあなたの助けになれば嬉しいです。

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