
こんにちは!地方共働き育児パパをしている”おさかな”です!
2024年度を振り返ったら貯蓄率が25%を超えていたので、そのリアルを公開します。

子育て費用に、住宅ローン、30代子育て家計に貯金は無理よ・・・

共働きだけど、全然お金が貯まらないよ・・・
おさかな家も、最初は同じ悩みを抱えていました。
しかし、家計簿を通して支出にメリハリをつけて改善を重ねて、2024年は貯蓄率25%を達成しました。
この記事ではリアルな家計簿を公開し、貯蓄率25%の裏側、日々の工夫などをお伝えします。
・30~40代で子育て中、貯金が思うように増えず悩んでいる方
・他の家庭のリアルな家計簿を参考にしたい方
・地方在住で収入と支出のバランスに共感できる事例を探している方
本記事を読み終えると家計改善のヒントが得られます。
この記事を読んだ後は、ぜひご自身の家計と比べてみてくださいね!
1. プロフィール|おさかな家の属性と状況
まずは”おさかな家”がどんな家庭なのかご紹介します。
◾️ 属性
・4人世帯(子供2人)
・共働き
・地方在住で車必須(自動車ローンなし)
・持ち家(住宅ローンあり)
・子供(小1と小3)
・世帯平均月収 48万円
いわゆる地方のモデル世帯と酷似する、『普通』を極めた最高峰の普通です!(・▽・)パチパチ
◾️ 筆者
・自動車会社に勤務する34歳(手取り月収 約30万円 / 交代制・残業20H・夜勤あり)
・自作スプレッドシート家計簿オタク
・ミニマリズムが好きで、効率化や最小化を好む
・家の3S(整理・整頓・清掃)担当
・料理ニガテ(絶対失敗しないレシピを読んで失敗した)
・NISA積立5年目
・FP3級取得
・投資&副業も勉強中
・子供に甘め(すぐおもちゃ買う)
◾️ 妻
・通所リハビリの介護士31歳(手取り月収 約18万円)
・UNEXTでバレーの応援が趣味
・明るくてテキトー
・お料理を頑張ってくれている
・子供の些細な変化に気づけるエスパー
・楽しいレジャー計画のアイデアマン
・テンション高い時は高額な買い物に注意
2. 家計の全体像|2024年のリアル家計簿まとめ
◾️年間貯蓄率
貯蓄額(NISA積立含む)200万円 ÷ 収入 784万円 = 貯蓄率 25.5%
◾️収入内訳(784万1791円)(平均65.3万円/月)
収入項目 | 金額(円) |
おさかな手取り収入 | 3,756,344 |
おさかなボーナス | 1,167,572 |
妻手取り収入 | 2,056,971 |
妻ボーナス | 531,730 |
児童手当 | 280,000 |
配当金 | 49,174 |
◾️支出内訳(583万2165円)(平均48.5万円/月)
費目 | 金額(円) | 内容 |
住居費 | 967,372 | 住宅ローン、税金 |
水道光熱費 | 309,312 | オール電化 |
通信費 | 190,551 | スマホ2台、家インターネット |
保険料 | 20,680 | FWD収入保障保険 |
車両費 | 714,776 | 2台(ワゴン車・軽自動車) |
食費 | 1,295,189 | うまいもの大好き |
日用品費 | 170,687 | 洗剤・石鹸・ペーパー類 |
雑貨 | 143,806 | 名も無きグッツ達 |
家具家電 | 249,744 | TV買いました |
美容費 | 62,628 | コンタクトとか化粧品とか |
被服費 | 121,427 | 子供服90% |
医療費 | 51,219 | 妻の持病 |
教育費 | 600,642 | 学費、習い事 |
交際費 | 237,429 | 飲み会、親戚集まり |
娯楽費 | 504,333 | 週末の家族レジャー |
◾️積立NISA(約200万円)
◯ インデックス投資(S&P500など) 110万7315円

固定費抑えたおかげで、毎月ほぼ10万円ずつ積立ができました。
◯ 日本個別株 約90万円

インデックス投資とは別に、高配当な個別株投資もしています。
◾️家計の特徴
(収入)
おさかな家の世帯収入は65.3万円と、平均的な2人以上世帯とほぼ同じです。
(参考)
総務省2024年統計で、2人以上世帯の平均手取りは63.6万円(https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.htm?utm_source=chatgpt.com)
(貯蓄率)
おさかな家の貯蓄率は2024年度は25.5%を達成。
一般的な家庭の貯蓄率5%に対しては、5倍近い数値です。
一般的な貯蓄率5%は、内閣府のデータを基に予想できます。
(参考)
内閣府 家計貯蓄率は3〜5%で推移していると予想される
(https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/sonota/kakei/kakei_top.html?utm_source=chatgpt.com)
そのほかの特徴は次のようになっています。
・子育て世帯としては保険料が少なめ
・通信費を低く抑えている。
・外食&子供が食べ盛りで食費が多め
・車両費は、地方2台持ちの為、多め
おさかな家の子供たちは、食べ盛りになってきているので、食費は増加する傾向です。
食費の工夫が、おさかな家の課題ですね・・・。お菓子買いすぎかも・・。
3. 月間の支出内訳|平均支出48.5万円の使い道
住居費 | 8.2万円 |
水道光熱費 | 2.6万円 |
通信費 | 1.6万円 |
保険 | 0.2万円 |
車両費 | 6万円 |
食費 | 10.8万円 |
日用品費 | 1.5万円 |
雑貨 | 1.2万円 |
家具家電 | 2.1万円 |
美容費 | 0.6万円 |
被服費 | 1.2万円 |
医療費 | 1万円 |
教育費 | 5万円 |
交際費 | 2万円 |
娯楽費 | 4.3万円 |
合計 | 48.3万円 |
◾️住居費(8.2万円)内訳
地方で2550万円の建売を購入し、住宅ローンが70506円。
固定資産税は12万2200円。(年1回)
安く抑えたとはいえ、7万円は大きいですね。
◾️水道光熱費(2.6万円)内訳
上下水道は月6000円ほど。
オール電化でソーラーが無いため、電気代はモロにかかってきます。特に冬場は3万円越えも・・。
◾️通信費(1.6万円)内訳
インターネット回線が5720円。
楽天モバイル(夫婦2人)4000円ほど。
妻のiPhoneローンが4260円。
Amazon Prime 550円。これは便利さ考えたら外せないですよね。
Youtube Premium 1480円。広告のない世界を味わってしまいました。もう戻れません。不可逆です。
◾️保険料(0.2万円)内訳
保険は世帯の状況によっても、考え方によっても大きく変わる部分ですね。
おさかな家では、FWD収入保障保険で有期で掛け捨ての合理的な保険にしています。
子育てしている『今』が最も死亡リスクが高く、それが終わると死亡リスクは下がるので、公的保険(遺族年金や障害年金)と金融資産でカバーしようという考え方です。
◾️車両費(6万円)内訳
ガソリン代が2.5〜3.5万円。子供が小さいので、お出かけ多めです。
軽自動車とワゴン車の2台持ちです。
それぞれ車検と任意保険料、日々のメンテナンス費が乗って、月平均6万円です。
一般的な世帯より高いのかもしれません。
◾️食費(10.8万円)内訳
家で自炊する食費は平均的に7.5万円。
外食は平均的に2.5万円。
嗜好品は約1万円。
1週間頑張ったあとの土日はつい油断して外食で楽をしてしまいます。そのため、食費が高くなっているのがおさかな家です。
これから改善していきたい費目です・・・はい。
◾️日用品費(1.5万円)内訳
おむつや、洗剤、柔軟剤、食器洗剤、お風呂洗剤、ハンドソープ、シャンプー、リンスー、トイレットペーパー、ティッシュ、ビニール袋、ゴミ袋・・・。
保育園と小学生の子供たちがいると、意外と日用品の消耗が激しいと感じます。
1.5万円も使っているのかと思うと馬鹿にできない金額です。
◾️雑貨(1.2万円)内訳
雑貨は危険な費目です。
一番の問題は1つ1つが安く、安易に買ってしまうという点。
誕生日の飾り付けから、100均やAmazonでの便利グッツまで、一つ一つ記憶には残らないけど、資産を確実に削ってくるアイテムたちが大量に家に届きます。
おさかなも最初の予算は2000円で組んでいました。
でも実際には月平均1.2万円・・・なんと予想の6倍です。
◾️家具家電(2.1万円)内訳
2024年は
・17万円 テレビ
・2万円 子供服収納棚
・2万円 ふわふわカーペット
を購入しました。
家具家電の費目は1年に1回でも大きな買い物すると、月平均にグッと効いてきます。
16畳のリビングに20インチのテレビで我慢してたのですが、さすがに家族のためにも買い換えました。
◾️美容費(0.6万円)内訳
妻のコンタクトレンズやファンデーションなどの化粧品が、月平均で平すと6000円程度。おさかなパパは化粧したことないので、高いのか安いのか、正直わかりません。
でも妻曰く、『安い方だよ〜』とのことなので、信じようと思います。
◾️被服費(1.2万円)内訳
どんどん成長してサイズアウトしていく子供服を買い増したりする必要があるので、自分たち(大人)の服はほとんど買っていません。
それでも月平均1.2万円と、そこそこ支出があります。
欲しい服もありますが、子育て中は我慢も必要です。
◾️医療費(1万円)内訳
おさかなの奥さんは、難病の大腸炎を患っています。
喘息やアレルギーもあるので複数の病院にお世話になります。
なので医療費の支出は必ず1万円以上。
お金かけても治せるなら治してあげたいですよね・・・。
医療関係の株を買って、医療技術の進歩に投資しておきます。
研究者の方々、よろしくお願いします!🥺
子供たちの方は『こども医療費助成制度』のおかげで、おさかなが住んでいる地域では無料です。
ありがたいですな!でもできれば、中学生までじゃなく高校生までフォローお願いします。
◾️教育費(5万円)内訳
・体操教室 5500円✖️2人
・スイミング 6710円✖️2人
習い事だけで2.4万円です。
その他、
・学童利用料が8000円✖️1人
・小学校の給食費が8600円✖️1人
・保育園(年長)の給食費が5500円
あとは子供のレベルに合わせて図鑑や学習教材などをちまちま購入して、全部で月平均5万円くらいの計算です。
教育費としては妥当な水準かと思っています。
◾️交際費(2万円)内訳
兄弟や親戚の入居祝いや結婚式、職場の飲み会や親戚とのBBQなど、突発的に発生するのが交際費です。
普段は月6000〜8000円くらいです。
結婚式などのイベントや、年末の忘年会やら親戚の集まりやらあると、数万円いく月もあります。
友達少ないおさかなでも、平たく月平均で見ると2万円もかかっているのに驚きでした。
付き合いが少しはあることにホッとする反面、金銭的なダメージはトレードオフですね・・・。
◾️娯楽費(4.3万円)内訳
子育て世帯では避けられないのがこの支出。
まぁその分家族でのお出かけは最高に楽しんでおります。
ディズニーに始まり、海水浴に夏祭り、キャンプに博物館に水族館、遊園地にキャンピングカーレンタル、スノーパークにスカイツリー・・・etc
細かい支出も含めると膨大な支出になりますが、月平均してみると、4.3万円でした。
お出かけするときは、家で水筒やお弁当を用意したり、ETC代を節約したり、無料で遊べる公園やイベントを活用して、たまに有料施設を使うというバランスが取れた1年だったかなと、おさかなは思っています。
4. 家計の工夫|貯蓄率25%の裏側
1.スプレッドシート家計簿で徹底管理!
2.固定費の徹底的な見直し!
3.貯金は先+自動!
4.無料イベントや無料公園でレジャーを工夫!
◾️スプレッドシート家計簿で徹底管理
家計簿をきちんとつけて、お金の見える化をしました。
収入と支出のバランス、何にお金を使っているか?を知ると良い支出と悪い支出が見えてきます。
良い支出とは、支払った金額以上の価値(体験など)が得られて、満足度の高い支出です。
◎ 8万円でレンタルしたキャンピングカーで海沿い車中泊する非日常体験!
朝起きたら目の前に広がるオーシャンビューは最高でした。
✖️ 衝動買いしたカーオーディオや、無計画なコンビニ飯。
カーオーディオはよく調べたら不要で使えず。
✖️ コンビニ飯の3000円は、値段の割に満足度が低かった。
1000円で食材買って料理すればもっと美味かったのに・・・。
良い支出は『ゆとり費』、悪い支出は『浪費』。
家計簿をつけて、自分たちの支出を知ったからこそ見えてきた、ゆとり費と浪費の違い。
どんなことにお金を使うと、自分たちは幸せを感じられるか?逆に幸せを感じない支出は何か?
この感覚が鋭くなると、家計費の無駄がはっきり見え、自然と最小化されていきます。
◾️固定費の徹底的な見直し
車、保険、スマホ代など、大きな固定費を優先的に削りました。
車 | 2台目はこだわりを捨て、プレオプラスという安い軽自動車に変更。燃費と維持費の安さを最優先 |
保険 | 公的保険の知識をインプットして、民間保険は合理的に最小化。おさかなや妻が死亡した時にいくら必要になるか?を細かく算出して足りない分だけ保険 |
スマホ | 格安SIM |
電気プラン | 夜間が安いプランと、夜間に湯沸かしするエコキュートの組み合わせ |
節水 | 節水シャワーヘッドに交換 |
サブスク | 使用頻度が低いものは解約 |
その他、ふるさと納税を利用して日用品などを安く入手するなど、細かい節約を重ねました。
ーー
◾️貯金は先+自動
『生活費を使って、余ったら貯金しよう〜』なんて甘〜い考えでやってないですよね!?
昔のおさかなは『余ったら貯金派』で、見事に全く貯まりませんでした。
貯蓄は絶対に先です!例外はありません!
おさかな家はNISA積立自動設定しているので、淡々と自動で貯蓄されていきます。
これ以外で貯蓄できたことは、人生で一度もありません。
貯金は『意識』ではなく、『しくみ』が全てです。
全自動で今すぐ勝手に貯まる状況にしくみを作り替えましょう。
◾️無料イベントや無料公園でレジャーを工夫!
家族でお出かけする時は、コンビニでのちょこちょこ買いが積み重なると、大きな支出に繋がっていきます。
おさかな家は、必ず水筒を持っていくスタイルです。
さらに無料公園などを利用しつつ、お弁当も作って持っていくと、これがなかなか楽しいピクニックになるんです!
もちろん、一切お金は出さない!という訳ではなく、面白い体験にはお金を出します。
おさかなにとって家族の思い出作りは、とても重要で良い支出だからです。
問題なのは思考停止で支出することで、工夫すれば安く済ませられることはたくさんあります。
おさかな家で工夫したことは、別記事でまとめていこうと思います。
執筆まで少々お待ちください。
ーー
5. まとめ|不安があっても、見える家計は武器になる
◾️「お金に強くなる」とは、完璧になることじゃない。
一円単位で収支を合わせようとしたり、必ず予算内で暮らそうとすると、予測不能な事態に柔軟に対処できなくなって、大きなストレスを抱えてしまうでしょう。
家計管理は完璧じゃなくても、『傾向』が掴めていれば十分です。
おさかな家も収支は合わせていません。
それでも十分安定した家計運営ができています。
◾️子育て期は『初めて』が多いので予測不能がデフォルト
・出産時に難産になり、急遽手術代が発生
・ミルクやおむつの消耗品費の発生
・赤ちゃんグッツが無限に欲しくなる
・子供の服や靴が、光のようなスピードでサイズアウト
・子供が投げた石で、他人の車の修理費賠償
・保育園や小学校の避けられないイベント費
・思い出を収めるための、ビデオカメラ関連費
etc
独身の頃では想像もできなかった支出が、たくさん発生します。
完璧な計画で貯金しようとせず、柔軟に対応するのが大切なんだと、おさかなは学びました。
一時的に貯金できない月、期間があっても、黒字になったときに貯蓄すれば良いのです。
◾️小さな見える化をすることで、不安を減らし未来に希望を持てるようになる。
家計簿を使って見える化ができれば、どのくらい使っていて、残りどのくらい使えるのか?が見えてきます。
お金の流れが見えるだけで、不安やストレスは消え、お金を使うことを全力で楽しめるでしょう。
おさかなはお金を使う時は全力でそこに集中して、楽しみきることをモットーにしています。
皆さんもぜひ、意識してみてください!
◾️あなたもまず1ヶ月、家計簿をつけてみましょう
ざっくりでOK!3日坊主でもOK!まず家計簿をつけてみましょう。
まず始めてみる。行動することが一番大切です。

家計簿ってどうやってつけたら良いの・・。
そんな初心者の方にオススメできる『かんたん家計簿アプリ』はマネーフォワードミーです。
・入力かんたん
・自動でカテゴリー分け
・見やすいグラフ
・口座やカードを自動連携

アプリより、オリジナルの家計簿がいいなぁ
そんな方は、おさかなが最初に作ったスプレッドシート自作家計簿を参考にどうぞ。
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オリジナルが良い人はExcelやスプレッドシートを活用して、自作するのも面白いです!
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